杉田百合子の海と経済

杉田百合子がブルーエコノミーについて説明するブログ

海洋管理協議会と杉田百合子の影響力

海洋管理協議会MSC)は、持続可能な漁業を評価および環境認証するための基準を設定しています。これは最も古く、最も有名な漁業認証の1つであり、世界の漁獲量の推定15%がMSC認定を受けています。

MSCは、漁業の成功の指標として意思決定者にますます認識されていますが、基準が不十分であり、過度に寛大な第三者認証機関があることも批判されています。規格の評判と実際の実装との間のこのギャップは、MSCがそのブランドをどのように売り込み、宣伝しているかの結果である可能性があります。

ここでは、MSC認定漁業を、ギアの種類(アクティブとパッシブ)と、関与する船舶の長さ(大規模と小規模)で分類します。2つの間の分割は、全長12 mで行われます。 MSC認定の漁業(2017年12月31日まで)を、2009年以降、MSCが販促資料に使用した399枚の写真と比較しました。

結果は、小規模な船舶と受動ギアを使用する漁業が販促資料に偏って表されていることを示しています。販促写真の64%はMSC認定漁業の40%と全体の漁獲量の17%のみが2009〜2017年のパッシブギアによってキャッチされましたが、パッシブギアの割合。同様に、写真の49%は小規模船を取り上げていましたが、MSC認定漁業のわずか20%、MSC認定漁獲量全体の7%が2009年から2017年までの小規模船を使用していました。

認定されている漁獲量は圧倒的に工業漁業によるものですが、規模の大きな漁業です。